Googleの牙城を脅かす次世代検索エンジンを探せ (1)Hakia
Googleの寡占となっている検索エンジン市場に、新たな彗星は現れるのか - 大きな転換期だった2005年に比してGoogleの独占市場を加速するだけに見えた2006年も終わり、検索市場にとってもシリコンバレーの投資家にとっても「次の成功者」を期待する声が出てきています。
News Weekが新年のスタートに相応しい記事を書いてくれたので、これを元に幾つかの「期待の新星」を見ていこうと思います。
Googleの寡占となっている検索エンジン市場に、新たな彗星は現れるのか - 大きな転換期だった2005年に比してGoogleの独占市場を加速するだけに見えた2006年も終わり、検索市場にとってもシリコンバレーの投資家にとっても「次の成功者」を期待する声が出てきています。
News Weekが新年のスタートに相応しい記事を書いてくれたので、これを元に幾つかの「期待の新星」を見ていこうと思います。
マッシュアップという名のもとに、多くの企業がベンチャーキャピタルを受けて新たなサービスを開始してきました。
しかし、その多くはGoogleなどのAPIを用いて、その基本エンジン上での広告収益をいかに上げるかというところに着目してものであったため、結果としてはGoogleの独占状態に拍車をかける存在でしかありませんでした。
ここでは、見た目の派手さは無くても「GoogleやYahoo!、MSNよりも優れた検索体験をエンドユーザに届けて、その市場に参入する」という気概を持ったサイトを紹介します。
第二弾は、ロボットにではなく人間の手で検索結果を精査する検索エンジン「ChaCha」です。

ロゴはタイミング的にニューイヤーバージョンですが、ご容赦を。
人が沢山の物の中から何を手にとって見るかを決める際、「見た目」は非常に大きな要素になります。
ショーウィンドウに趣向を凝らしたディスプレイをするのも、本屋でカヴァーが平積みになっているのも、食堂のメニューに美味しそうな写真が載っているのも、異性にアピールするために着飾ったり化粧をするのも、全てはまず本質を評価してもらうためにピックアップしてもらえるようにです。(極論?)
世の中にある無数のサイト群から、閲覧するサイトを選ぶ際にも同様のことが言えます。
だから人はテキストリンクよりも画像(可能ならばflashなど)のバナーを出したがりますし、例えばリンク先のサムネイルを閲覧できるようなFireFoxのプラグインが人気を集めたりしています。
三が日を使って3つのサイトを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
第1回 自然言語検索エンジン Hakia
第2回 人力検索ナビゲーション ChaCha
第3回 視覚中心検索エンジン Snap
検索エンジン市場はGoogleの成功以来多くのベンチャー企業が名乗りを上げ、National Venture Capital Associationによると2004年初頭から今日まで、80前後の企業に3億5千万ドル近い投資が行われているということです。しかし、その殆どが成功とは程遠いところで苦戦を強いられ、或いは挫折を余儀なくされています。
彼らの多くはGoogleのカヴァーしていない部分(画像、ビデオ、Blog、医療情報などの検索)に特化した検索を行ったり、幾つかのサービスをかき集めて「マッシュアップ」として相乗効果を狙うようなものでした。そして結果として、前者のうち有望なものは「全ての情報を有機的に繋ぐ」というGoogleの戦略の下に買収され、後者は類似サービスの林立に埋もれて行ったりしました。
現在、投資家の眼はこういった「隙間を狙う」企業ではなく、Googleより良い検索結果を提供することにより「正面から戦いを挑む」企業に向いているようです。
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