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携帯検索市場の未来を探る アーカイブ

2007年01月21日

携帯検索市場の未来を探る(1) 携帯検索とPC検索の違い

auでGoogle検索が行えるようになった2006年7月頃から、それまでは「公式メニューに載るかどうか/公式メニュー内での順位がどこか」に特化されていた携帯サイトのマーケティングに関しても、頻繁に「SEOが大切だ」と言われるようになってきました。
現時点で公式メニューの上位にあるようなサイトでも、既に検索エンジン経由との流入数比率は5:5という話も聞きます。(これは公式上位サイトが検索でも優遇されるという事情も含めてですが)
今回は、サービス提供者の立場で見た携帯検索とPCでの検索の現時点での違い、近々で必要なSEO/SEMの方法をまとめておき、最後に少しだけ将来的な展望を考えられればと思っています。

広告媒体として無限の可能性
携帯端末を広告媒体として見た場合、PCと比べて非常に大きなアドバンテージが3つ挙げられます。

  1. 端末が個人に特化しており、情報の収集や提供コンテンツのカスタマイズを行い易い
  2. いつでも電源が入っている
  3. 常に個人と共にある
職場/家庭へのPC普及が進んだとはいえ、携帯の個人への密着度には遠く及びません。
ユーザの傍に常にあり、ユーザの嗜好や行動をよく知り、常に情報の受信を待ち受けている端末...携帯こそは「究極の広告媒体」になりえるポテンシャルを秘めていると言っても過言ではないでしょう。

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2007年01月22日

携帯検索市場の未来を探る(2) キャリアの介在が意味するもの

PCサイトを運営する際に、ユーザの集客窓口として検索エンジンを意識しても、ISPに思いを馳せることはあまりありません。しかし、携帯においてNTT DoCoMoやauといったキャリアの存在は非常に重要です。これは、長きに渡りキャリアが検索結果を支配してきたことによります。

キャリア=(ISP+検索エンジン)
携帯検索にGoogle、Yahoo!の2大検索エンジンが入ってきたのは、ソフトバンクが参入を果たした昨年になってからのことです。
それまでは比較的無名の企業がキャリアと共に独自の検索エンジンを創るのが主流になっており、DoCoMoはインターネット検索を始めた現在も10社と共同で自社サービスとして行っています。これは欧米であっても変わらない傾向で、InfoSpaceJumpTapMedioといった企業が大手キャリアに搭載されている検索システムを構築しています。
こういったことの大きな理由のひとつは、キャリアが検索ビジネスの広告収益を自らの制御下に置いておきたいためです。

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2007年01月26日

携帯検索市場の未来を探る(3) 携帯SEOの心得

最初に注意しておきたいのは、公式サイト内での順位上げ手法と検索エンジン対策はまったく異なるということです。
公式サイトにおいては、キャリアによって程度の差はあれど「直近3ヶ月のユニークユーザ数」というのが最重要ポイントになってきます。
そのため、クリック毎にポイントが加算されるタイプの賞金サイトやメルマガ、多少下品な手法も用いるアフィリエイトなどで、とにかく一度サイトを「踏んでもらう」のがメインの手法になってきます。
登録してもらって毎月300円の課金を得ることが主目的になるサイトが多く、ほとんどのユーザは登録したことも忘れて毎月払い続けるため、リピート率などもそれほど気にしません。
こういった「今月は○×万円で△クリックくらい買う」という発想を続けてきたサイトにとっては、地道なクローラー対策はなかなか馴染み難いものでしょう。

基本的に、携帯サイトにおけるSEOもPCにおける手法は大筋で活用できます。
そして、特にAuのGooglebotでは「人間にとって見やすいサイトが、検索エンジンにとっても好ましいサイト」というポリシーは引き継がれているようです。
とはいえ、前回も挙げたようにキャリアが検索広告ビジネスを捨てたわけではありませんし、小さな携帯端末特有の仕様や癖は存在します。
以下に、それらのTipsを思いつく/メモとして書き留めておいたままに列挙しておきます。

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2007年01月27日

携帯検索市場の未来を探る(4) 携帯SEOの心得 その2

前回の続きです。
携帯サイトにおけるSEOはまだまだ黎明期であり、未検証の情報やオカルトに近い手法が流れているのもしばしば眼にします。
ここには、極力オフィシャルに近いところで得た情報や実体験に基づくもの、PCで同様の手法が確立されており害にはならないであろうものを選んでいるつもりですが、「恒久的な必勝法」のようなものではないので、導入の判断は自己責任でお願いします。
ただ、現時点でクローラーがペナルティを課さないからといって、クローキング紛いの手法や隠しリンク、altによるキーワード羅列などを薦めてくるコンサルタントもあります。そういったblack-hatなやり方は、ある日突然八分にされるかもしれません(自分は必ずそうなると思っています)。特に携帯を専門でやってきて、PCでのSEOに疎いサイト運営者は、充分に危険性を確認して必ずしも鵜呑みにしないよう注意しましょう。

ここでは言い換えると完全にwhite-hatな、SEOというよりもサイト作成の心得に近いものの紹介になります。(裏技的なものを期待されている方が居れば申し訳ありませんでしたが、本質的にユーザを幸せにしない手法等を紹介していくつもりは他の記事も含めて全くありません)

文字エンコーディングをきちんと指定する
文字コードの自動判定は曖昧なもので、特に携帯サイトのように1ページあたりの情報量が少なくなると判別が難しいケースも出てきます。
せっかくクローラーを呼び込めても全て文字化けでは意味がありませんので、エンコードは必ず指定しましょう。
DoCoMoの絵文字対応もありShift_JISを使っているサイトも多いのではないかと思います。まともなWeb開発者にとっては気持ち悪いかもしれませんが、現時点ではクローラーもSJISを正式対応にしているところが殆どですので、そのまま見せましょう。
ただしその絵文字ですが、バイナリで入力している場合はauなどで文字化けすることがあります。可能な限り16進のエンティティコードで入力するようにすべきです。(ページサイズの問題もありますが、ちゃんと表示されることが優先でしょう)

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2007年02月04日

携帯検索市場の未来を探る(5) OpenMokoでiPhoneを自作?

前回、次回が最終回になるだろうと書きましたが、少し長くなりましたので更に少し続けます。
今回からは携帯の未来。まずはオープンソース携帯として注目を集めるOpenMokoについて。

OpenMoko

OpenMokoはLinuxとipkgを用いたオープンソース(正確にはFLOSS)の携帯端末です。
プロジェクト1号機として"Neo1973"が既に発表されていて、今年の3月11日にはUS$350で一般発売される予定になっています。

OpenMoko

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