iGoogleを中心にパーソナライズに突き進んでいるGoogleですが、ついに検索結果でも実験が行われているようです。
http://www.google.com/experimental/a840e102.html

Google Blogscopedなど幾つかのサイトが報告を上げていますが、ログイン状態で検索をかけてみても現時点では自分の方で確認することは出来ませんでした。
元々あくまで「実験」なので、すぐに消えてしまう可能性もありますが、当面できるのは次のようなことだそうです。
* 上矢印アイコンで表示検索結果を上げることができる
* 不要な結果ページをXボタンで隠すことができる
* 検索クエリに適切と思われるURLで見つからないものを、推薦することができる
これによって、ユーザがSERP上で無意識にやっている「スニペットを見て情報の薄そうなサイトを除外する」という行為が明示的にされるようになりますね。
元より検索エンジンがどれほど頑張っても、「検索上位が自分の望むものに最も近いサイトである」と信じているユーザは殆ど居ないでしょう。
見当違いなサイト、内容の乏しそうなサイト、広告リンクしかないスパムサイトを除外して、少しでも自分の望む情報が載っていそうなページに短時間で辿り着くため、SERPに表示されるタイトルやスニペットは重要な判断材料です。
この機能がリリースされれば、SERP上で「不要」と判断されたサイトは端から消されてしまうでしょう。
その人が様々なキーワードで上位に持ってくることの多いサイトがあれば、別のキーワードでもその「サイト」を優遇するような処理が実装されることも、容易に想像されます。
100人100様のSERPが表示されるようになれば、SEOは「最初の切欠」程度の意味しかなくなってしまいます。(もちろんこれは重要なことですが)
そうなった時、細かい「順位」よりも、いかに有益と見える「スニペット」を出せるかどうかが最重要になってくるのではないでしょうか。
折りしも、先日のGoogle Official Webmaster Central BlogでMatt Cutts氏が検索結果ページのオプティマイズについての説明を肉声で語る動画を公開しました。
内容としては特段新しいことはなく、何故このタイミングでこういった話題を挙げるのか不思議にも思っていたところです。
語っているのがスパム対策チームのMatt Cutts氏である点が、更に気になるところ。
うがった見方かもしれませんが、Googleは「検索順位」を巡るSEOスパムとのイタチゴッコに疲れ、「人間の目で判断させる」ことが最高のスパム対策だと考えているのかもしれません。
(そういった意味では、ChaChaやWikiaに近い発想でしょうか)
* 文章は短めに
* 重要なキーワードは、ページ内で最初に登場する時に最もユーザを惹き付ける文に
* 日本語URL
など、所謂SEOとは少し観点の違う「スニペット・オプティマイズ」が、もしかすると今後の流行になってくるかもしれません。


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