新たな金鉱とばかりに注目を集めるOpenSocialですが、大方の見方は「対Facebook」でした。
それが続々とプラグインを集めてMashUpに成功している姿に対してであれ、新たな広告戦略への眼くらましであれ、Facebookの独走を許さないための合従連衡戦略がOpenSocialであると目されていることは事実です。
ここでFacebookが先行者の利を手放さないためには、簡単に考えて次のような道が考えられます。
▼OpenSocial連合以上のアクティブユーザを確保する
ディベロッパに、Facebookでだけ開発すれば良い(少なくともFacebookでも開発はしておく)と思わせる状況を確保しておけば、ジリジリと縮まってくるにしろ先行の利は残ります。
▼Facebookでしかできない機能を充実させる
所詮OpenSocialは汎用的なプラットフォームなので、各SNSの特色を活かしたようなところには手を突っ込めません。
FacebookのAPIはOpenSocialのそれよりも現時点でも魅力的なものですし、今後も1社だけで対応すれば良い小回りの良さを活かしてリードを広げていくことは可能でしょう。
そうなれば、ディベロッパも、質の高いサービスを結局はFacebook上で展開することになります。
そして、もしかすると最も簡単かもしれない3番目の道。
これが早くも登場しました。
その道とは、
▼FacebookもOpenSocialに対応すること
そんな「いつかは」と漠然と思っていた方策が、早くも登場しました。
OpenSocketは、実際にはOpenSocialのGadgetをFacebookで動作させることができるアプリケーションです。
しかし、まだOpenSocial加盟を表明したSNSですらきちんと対応が出来ていない(Orkutさせも不完全な状態)であるのに、このスピード感には驚愕します。
逆に言えば、これこそがFacebookが爆裂した理由でもありOpenSocialで期待される「オープンコミュニティのパワー」かと。
Plugの方のOpenSocialが前述のような状況ですから、OpenSocketも「まだまだ」といった態のようです。
とはいえ、これでFacebookユーザが他のSNSに乗り換える理由は無くなってしまいました。
OpenSocialがもたらせるものは、あくまで「最低限の横並び」。
あとはやはり、独自APIの性能や各SNSの特色、コミュニティの活発さなどの本質的な勝負になっていきそうです。
# ひとつだけ言えるのは、OpenSocialすら未対応のSNSは完全に置いてけぼりにされるということでしょうか。
# 既にmixi独り勝ちの日本市場において、他のSNSはどうするんでしょ?


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