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2007年11月 アーカイブ

2007年11月02日

Googleが大規模日本語n-gramデータを公開。でも、これって...?

Googleが、自社に蓄積されている膨大な日本語文書データからn-gramデータを作成して公開しました。

大規模日本語 n-gram データの公開

英語版は既に公開されているものの日本語対応だということですが、n-gramに対する説明や「日本語独自の処理」のあたりが、どうにも腑に落ちません。

自分は言語学的に全くの素人でよく判らないのですが、例えば3-gramとはこのblogで例示されているような「3つの単語の関連から次の単語を予測する」ようなものではなく「3文字の連続を単語として分解し、それらをインデックスする」ようなことではないのでしょうか。

MeCabを使った単語分割と紹介されていますが、それでは形態素解析のような。

どなたか言語学に詳しい方、ご教授いただけると嬉しいです。

2007年11月04日

Cayra - 新感覚のマインドマップツールで頭を整理

マインドマップツールと言えばFreeMindが定番ですが、今回紹介するのは一味違った(もしかすると、より「マインドマップらしい」)操作性を持つソフトウェアです。

cayra.png

作成方法は直感的に行える、決して難しく無いものです。
特徴的なのはその閲覧動作。
ノードをクリックしていくたびに、開かれた画面内に収まるようにグニュグニュと変形して、どんどん形を変えていきます。
cayra01.png

cayra02.png

最初は何がどうなったのか戸惑ったりもしますが、ノードの1クリックを丁度ブラウザのページ遷移の様に「戻る」「進む」ことが出来るので、実際は思った以上に使いやすいです。
ダイレクトにエレメントを検索する窓もありますし、右側のペインにあるノード一覧から直接アクセスすることも可能。
基本的に親子関係は存在せず、関連するエレメント同士の関係が遠ければ結合子自体が非表示になったりもしますが、要するに「何のエレメントを中心に、その関係を見たいのか」という軸であることを認識しておけば混乱は少ないでしょう。

最終的に全体像を整理して印刷することを主眼に置きたいシーンであれば、やはりFreeMind+mind42.com選択しますが、提出資料ではなく未整理の情報を視覚化しておくには、遥かに優れたツールだと思います。
(画像にして出力する機能もありますが、かなり部分的な用途しかないと思われます)

インストールできるのは残念ながらWindowsのみ、それも.NET Framework 3以上が必要と、ちょっと厳しめ。

2007年11月05日

新型ZuneはMicrosoftの未来を映しているのか

Microsoftの開発者の7割が、仕事中にiPodを聴きながら仕事をしていることに腹を立てて造ったとか何とか噂もされるZuneですが、新CMもあまり芳しい評判ではないようで。

http://www.zune.net/en-us/mediaviewer/2007/11/01-tv-adviewer.htm

不評なのはCMと同時にサイトそのものものようですが、確かに非常にサイケデリックな妖しい代物。
中心部分でマウスを押し続けるとズンズンとズームしながら、Zuneの世界観を無限に飛びまわれると。
感じとしてはどこかで見たなぁと思わなくも無いですが、先鋭的な層にウケないといけない商品ですし、マーケティング的には良いというか、まぁいいことにしておいてもいいんですが。

やっぱりIT側の人間からすれば、何故Flashかと問い詰めたいわけですよ、ええ。
あんなに期待を寄せていたはずのSilverlightは?

iPodに対抗するための商品で、Adobeまで同時に相手にできないと。
とりあえず、あちらで戦うためには、こっちで妥協しておけと。
そういうことなんでしょうかね。

Web2.0全盛の「なんでもかんでもビバWeb上!」な雰囲気から、SaaSも含めて再びクライアント・ソフトウェアに揺り返しが起こり、MashUpをブラウザだけに依存させずにOSそのものでシームレスに行う方向へ向かう気配も見える(これはある意味、90年代にまさにMSがやろうとして独禁法の下に挫折した構図ですが)昨今、再び時代の主役になるチャンスが巡っている当のMicrosoftが結局...でしょうか。

Silverlightといえばtafitiもクールな出来だし、Popflyもリリースされたばかり。
サードパーティでも、先日たまたま見たMapulというマインドマップ作成サイトで採用されていました。
# ここは若干バグが多そう

一般ユーザでもMacが勢力を伸ばしている今、Microsoftにとっても上昇気流に乗るか下降線を辿るかの分水嶺。
iPodに惨敗しているZuneの、Flashで創られた「決して次へ進めない」無限ループのサイトは、まさにMicrosoftの未来を映していたりするのでしょうか。

2007年11月17日

Wikipediaからの被リンクを知る方法

自分の管理しているサイトや会社のページに、Wikipediaからどのくらいリンクされているのか気になる場合もありますよね。
簡単に検索できるツールをWikipediaが提供してくれているのですが、恥ずかしながら知らなかったのでご紹介。

http://ja.wikipedia.org/wiki/特別:Linksearch

ちなみに、本家ならここ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Special:Linksearch

Facebookが早くも「OpenSocial対応」!?

新たな金鉱とばかりに注目を集めるOpenSocialですが、大方の見方は「対Facebook」でした。
それが続々とプラグインを集めてMashUpに成功している姿に対してであれ、新たな広告戦略への眼くらましであれ、Facebookの独走を許さないための合従連衡戦略がOpenSocialであると目されていることは事実です。
ここでFacebookが先行者の利を手放さないためには、簡単に考えて次のような道が考えられます。

▼OpenSocial連合以上のアクティブユーザを確保する
ディベロッパに、Facebookでだけ開発すれば良い(少なくともFacebookでも開発はしておく)と思わせる状況を確保しておけば、ジリジリと縮まってくるにしろ先行の利は残ります。

▼Facebookでしかできない機能を充実させる
所詮OpenSocialは汎用的なプラットフォームなので、各SNSの特色を活かしたようなところには手を突っ込めません。
FacebookのAPIはOpenSocialのそれよりも現時点でも魅力的なものですし、今後も1社だけで対応すれば良い小回りの良さを活かしてリードを広げていくことは可能でしょう。
そうなれば、ディベロッパも、質の高いサービスを結局はFacebook上で展開することになります。

そして、もしかすると最も簡単かもしれない3番目の道。
これが早くも登場しました。

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2007年11月18日

Bad Neighborhood - 危険なサイトへリンクしていないかチェックするツール

被リンクは、SEO(特にGoogle)にとって非常に重要な要素です。
そのため、有料リンクやブログマーケ、リンク交換などに手を出している人も多いのでは。
しかし何事もやりすぎは毒。ましてやそれらは繰り返し「ダメだよ」と言われ続けていることです。
先月来のGoogleによるPR暴落で、遂にそれらは口頭注意からペナルティに移ってしまいました。
そうなると、それまではプラスだと思っていたサイトとの相互リンクが逆にマイナスに働いてしまうかもしれません。
しかし、せっかくのリンクを無闇にはずしてしまうのは...そんなジレンマを、少しでも解決する助けになりそうなツールが Bad Neighborhood です。

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2007年11月20日

Windows Live Community Builderで自ドメインのフリメを発行

最近、実は面白くなりはじめているんじゃないかと思い始めているMicrosoftのWindows Live。
今回、Windows Live Custom Domain改め(?) Windows Live Community Builder を開始しました。
これは、hotmailなどを含めたWindows Liveの機能を自ドメイン内で展開して、簡単に高機能なカスタムソーシャルサービスを展開してしまいましょうというもの。
早速試してみたのですが、現時点では帯に短し襷に長しの印象。
しかし、今後Virtual EarthやSilverlightが正当に評価されて技術者が増えてくれば、企業が自社ブランドの会員システムや社内コミュニティツールを開発する選択肢として大いにありえるかもしれません。

ちなみに、先日のWeb2.0 Expoでは散々迷った挙句に、ちゃんとMicrosoftのセッションに参加してきました。
あまりの人の少なさに呆然...内容的にも目新しいものはなく若干期待外れではありましたが、逆に言えばあのレベルから認知度を上げていかなければならないMSのエヴァンジェリストの今の境遇に若干同情。
「Software + Service」の概念は半分共感できますが、Macの利用率がグングン上がっている現時点ではやっぱりSaaSに寄っていくのが正解な気もします。

と、ここ数年来では無いほど、最近めっきりMSに好意的なのですが。
今回のExpoで、せっかくのセッション中にブースの籤引きでX-BOXが当たる度に馬鹿デカい音で「おめでとーござーいまーす!」と鐘を鳴らしていたのはいただけず。
センス悪い&空気読めと。
# 最後は表題と全く乖離した話題でした。失礼。

GoogleがSkypeを買収?

Googleが、eBayからSkypeを買収するというが流れているようです。

eBayのSkype買収は当初から「何の意味がある」「シナジーが生まれるとは思えない」と疑問視されており、先月の頭に四半期売り上げが役2倍になっているにも関わらずファウンダーのNiklas Zennstromが辞任した際には「それみたことか」「いったい幾らの売り上げを見込んでいたのやら」と嘲笑を通り越してあきれられていた始末。
一方でGoogleはandoroidの投入などでVoIPでも飛躍を期待されており、FON MovementでのWiFi+Skype構想にも一枚噛んでいることから、買収劇も「さもありなん」といった様子。

情報ソースの信憑性はそれほど高くないものの、リアルすぎて驚く気にはなれないニュースでした。

2007年11月22日

固定ウィンドウを無理矢理リサイズ!

先日のLifehackerで、ちょっとしたツールながら渇望していたものが紹介されていたので早速入れてみました

Wikiの方に書いたので細かいことは繰り返しませんが、これで「すっごい便利なんだけど微妙に不便」だったページを画像として保存するFirefoxのExtension「Save As Image」が「めちゃめちゃ便利」になりました。
満足。

2007年11月24日

Googleがガイドラインに「リンク売却」を追記

Googleが、サイト管理者向けのガイドラインであるWebmaster Help Centerにリンクの「購入」だけでなく「売却」もペナルティの対象になる旨を追記したようです。
日本語では以下の部分。こちらは現時点ではまだ更新されていないようです。

サイトのランキングの向上を目的としたリンクの購入は Google のウェブマスター向けガイドラインに対する違反となり、検索結果におけるサイトのランキングに悪影響を与える可能性があります。

これはもちろん先日来の有料リンク締め出しにあわせての話でしょう。
最早「果たして本当にペナルティを受けるのか」という次元の話は収束しているようで、関心は「じゃ、このケースはリンク売買に当たるの?」というところに移っています。
日本でSEO業者とのつきあいがある場合、最も気になるのは「自社運営のサイトに出すSEO目的のリンクは、スパムに当たるのか」という点のようですが、これは色々と話を聞いていると、この問題が勃発した当初に出された有料リンクの定義に関する話題を殆ど唯一の拠り所に「我々の施策は大丈夫」と唱えている業者が多いためのようです。
こちらのPOSTに関しては既にあちことで一笑に付されているのでクドくは書きませんが、自分が見る限りは明らかに...というより、「絵に描いたような」ガイドライン違反じゃないですかね。

今回の問題に関しては、どこで読んだのか忘れてしまいましたが(sphinnだったかな?)、あやふやな記憶で日本語で書き直してみる次の言葉が適切なんじゃないかと。

Googleは昔から繰り返しサイト管理者に言い続けてきたじゃないか。 「最も正しい道は、検索エンジンのことを過剰に意識しないことだ」と。 人間よりも検索結果を意識したような施策はとらない。 逆に言えば、明確に人間相手の広告は問題にならない。 ロボットだけを相手にした「広告」を打たないのが、我々が守るべき指針だよ。

必ずしもそうなっているとは限りませんが、そこがGoogleの目指している場所だというのは、恐らく間違いないでしょう。

MuViBee.com - 好きな曲のビデオクリップを無料でカンタン収集

MuViBee.com
MuViBee.com(Music Video Bee)で出来ることは、次の通り。

  • 好きな曲のビデオをネット上(YouTube)で探す
    • アーティスト名やアルバム名から検索
    • 国別ジャンル別のヒットチャートから検索
  • 独自のプレイリストを作る
  • 作成したプレイリストをオンラインでシェアする

なんとなく「よくある」サービスのようですが、操作性が優れてサクサク動く、非常に快適な環境になっています。

muvibee.png
一番左のペインで主に検索を行い、真ん中のブロックで実際にビデオを絞り込み。
右上の窓で閲覧しつつ、気に入れば右下のプレイリストに追加していくイメージです。

おそらく多くの人にとって嬉しいのは、iTunesからヒットチャートを持ってきて表示してくれる機能。
トップチャート、ポップ、ロック、ダンスといったカテゴリから選べる上に、国別にチャートを表示してくれます。
日本も選べるので、少し暇な時に最新チャートを表示して、流行りの曲のクリップを流しておくのも良いでしょう。

プレイリストを保存するには無料のアカウントを作る必要がありますが、メアドさえあれば殆ど手間はかかりません。
ちなみに、自分のプレイリストはこんな感じ
このblog横のLast.fmiLikeなんかを見ても好みはすぐにわかると思うので、近い人が居ればどうぞ。

2007年11月30日

スニペット・オプティマイズのススメ

iGoogleを中心にパーソナライズに突き進んでいるGoogleですが、ついに検索結果でも実験が行われているようです。
http://www.google.com/experimental/a840e102.html

Google Blogscopedなど幾つかのサイトが報告を上げていますが、ログイン状態で検索をかけてみても現時点では自分の方で確認することは出来ませんでした。

元々あくまで「実験」なので、すぐに消えてしまう可能性もありますが、当面できるのは次のようなことだそうです。

* 上矢印アイコンで表示検索結果を上げることができる
* 不要な結果ページをXボタンで隠すことができる
* 検索クエリに適切と思われるURLで見つからないものを、推薦することができる

これによって、ユーザがSERP上で無意識にやっている「スニペットを見て情報の薄そうなサイトを除外する」という行為が明示的にされるようになりますね。

元より検索エンジンがどれほど頑張っても、「検索上位が自分の望むものに最も近いサイトである」と信じているユーザは殆ど居ないでしょう。
見当違いなサイト、内容の乏しそうなサイト、広告リンクしかないスパムサイトを除外して、少しでも自分の望む情報が載っていそうなページに短時間で辿り着くため、SERPに表示されるタイトルやスニペットは重要な判断材料です。

この機能がリリースされれば、SERP上で「不要」と判断されたサイトは端から消されてしまうでしょう。
その人が様々なキーワードで上位に持ってくることの多いサイトがあれば、別のキーワードでもその「サイト」を優遇するような処理が実装されることも、容易に想像されます。

100人100様のSERPが表示されるようになれば、SEOは「最初の切欠」程度の意味しかなくなってしまいます。(もちろんこれは重要なことですが)
そうなった時、細かい「順位」よりも、いかに有益と見える「スニペット」を出せるかどうかが最重要になってくるのではないでしょうか。

折りしも、先日のGoogle Official Webmaster Central BlogでMatt Cutts氏が検索結果ページのオプティマイズについての説明を肉声で語る動画を公開しました。
内容としては特段新しいことはなく、何故このタイミングでこういった話題を挙げるのか不思議にも思っていたところです。
語っているのがスパム対策チームのMatt Cutts氏である点が、更に気になるところ。
うがった見方かもしれませんが、Googleは「検索順位」を巡るSEOスパムとのイタチゴッコに疲れ、「人間の目で判断させる」ことが最高のスパム対策だと考えているのかもしれません。
(そういった意味では、ChaChaWikiaに近い発想でしょうか)

* 文章は短めに
* 重要なキーワードは、ページ内で最初に登場する時に最もユーザを惹き付ける文に
* 日本語URL

など、所謂SEOとは少し観点の違う「スニペット・オプティマイズ」が、もしかすると今後の流行になってくるかもしれません。

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